シニア向け分譲マンションとは

高齢者向けに提供されているバリアフリーの分譲マンションです。有償で建物内のレストランで食事サービスが利用できたり、プールや大浴場など、豪華な設備がついているものもあります。クリニックや介護サービス業者がテナントで入っていたりするので、日常生活と介護に関するサービスも安心です。分譲なので家賃はかかりませんが、施設の充実度にあわせて購入金額も高価になり、条件によっては数千万から数億円するものも。また、購入費のほかにも別途サービス利用料や共益費(運営費)などが必要で、その金額も一般のマンションに比べ高額な場合があります。

有料老人ホームの場合ですと、仮に数千万の入居費用を支払っても、得られるのは施設の終身利用権のみで、売却や相続などの資産的価値を持ちませんが、シニア向け分譲マンションの場合は所有権があるので住宅ローンが利用でき、また事後の売却や相続、賃貸に回すことも可能です。

ただし、シニア向け分譲マンションの不動産価値については現状中古や賃貸の市場が確立しておらず、思うように売却できなかったり、売却費が購入費を下回ることも考えられますので十分な注意が必要です。

購入後に必要となる月々の修繕費や管理費などは施設によってまちまちですが、総合的に高額となる傾向があります。また、固定資産税などもかかりますので、将来の資金繰りについても事前に十分な検討が必要です。

また、重度の介護が必要な状況になったら退去しなければなりませんので、自立ができなくなった場合のことも考慮しておく必要があります。

特徴

  • 専門のスタッフや看護師が常駐。
  • 大浴場や食堂、レクリエーション施設など豪華な設備。
  • 食事サービスや家事サービス。
  • 資産価値がある。

入居の条件

  • 自立している。
  • 60歳前後~無制限。(施設による)

入居期間

  • 健康で自立した生活ができる間。

費用の目安

  • 入居一時金 なし。購入費用として数千万~1億円以上。
  • 月額利用料 管理費、修繕積み立て金、サービス利用料など数万円~数十万円が別途必要。
    ※施設によって異なります。

施設選びの注意点

  • 介護が必要な状態になった場合には退去しなければならない。
  • 施設の設備でどこまで日常生活がまかなえるか。医療施設、公園、スーパーなどが近くにあるか。
  • 購入にあたっては、物件の転売や資産価値など流動的な要素も考慮する必要がある。

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